手術

5月10日(水)

手術

AM6:00起床

昨日の夜は緊張をしてなかなか寝付けなかったので眠り薬をもらって寝たせいで朝はすっきり起きました。

・     血圧

・     検温

AM8:00運搬用のベッドへ

・     錠剤の薬を飲む

・     点滴

手術室へ移動

さっき飲んだ錠剤のせいか点滴のせいか分からないが頭がポーとしてきてキャスター付きのベッドで移動はしているものの自分がどこにいるのか分からない状態でした。

たぶんオペ室であろう所に入ったら「看護婦の〜です」「麻酔科の〜です」と何人かに自己紹介をされました。
一応私も「どうも。どうも。」とあいさつをし返しましたが、ちゃんと出来ていたのかは謎です。
全身麻酔が恐いので、もうろうとなりながらも“寝るものか!”と気を張っていました。
そして口に何かを当てられて“なんだ?”と思って拒んでいたら「酸素だよ」と言う言葉が聞こえたので“そうか酸素か”と思って吸ったら嫌なにおいがしてきました。
そこから記憶がなくなりました。

PM8:00

手術終了

「・・うこ」「ようこ」「陽ちゃん!!」

まるで映画かの様に遠くから声がしてだんだん近くなって来ました。
目を開けたら家族が立っていました。
“終わったんだ”と思いました。

また記憶が無くなり次に

「小泉さん、あいうえおって言ってみて」という声がして目を開けたらY先生の顔が見えました。声にならない声で「あいうえお」と言ったら、Y先生の「よしっ」という声がしました。
それをきいて顔面麻痺は大丈夫だったということが分かりました。
“あ、大丈夫だったんだぁ”と思ったとたん記憶がなくなりました。

次は完全に目が覚めました。家族が心配そうに私の顔を見ていました。
でも私はオズの魔法使いのかかしの様に頭が重いと言うか、頭がくらくらしてあまりしゃべることが出来ませんでした。

ICU(集中治療室)

喉に通っていた管のせいか喉が痛くて一晩中ナースコールで看護婦さんを呼んでは氷をもらっていました。

(この辺は記憶が曖昧です・・・)

                           >>>つづき


           




                                     聴神経腫瘍 手術