入院


5月6日(金)

11:00入院

16:00 カンファレス室にて先生から手術の説明(家族同席)


 絵で書くとこんな感じです。


・手術の合併症についての説明

聴力を残すか聞かれます。

□神経症状の出現・悪化
・聴力(低下ないし喪失。耳鳴り)
・顔面機能(麻痺・結膜炎・角膜炎・味覚低下・涙減少)→1年以内に残る確率は15%、ずっと残ってしまう確立は2〜3%
※これは難しい手術を引き受けてくれたり、私の様に他の先生が手術した後の再手術を引き受けてくれているのでそれを含めているので最初の手術の方はもっとパーセンテージがいいと思います
・平衡感覚(めまい、ふらつき)
・顔面の知覚(低下、しびれ)
・その他(嚥下障害、声枯れ、舌の動き低下、二重視)
・小脳などの腫れ。出血による生死の問題し、意識障害や四肢麻痺の可能性もある)

□術中・術後出血
□感染(髄膜炎)、髄液漏(けいれん)
□モニタリングについて
□顔面神経再建について→もし神経を切ってしまったら、その場でくっつける
□全身麻酔のリスク(心臓、肺、肝臓、肝臓等のトラブル)
□必要に応じて大腿部より筋膜・脂肪・筋肉を採取する場合がある
□褥そう、床ずれ
□静脈系のトラブル
□脳幹梗塞
□対側の顎下腺炎
□取り残しや再発の問題

プリントを使って説明してくれました。

今回は聴力温存はしないことにしました。腫瘍をなるべく多く取りきる事と顔面神経の温存を主としたいからです。


同意書に家族と共にサインをして終了です。
なんだか恐いことを言われてどよーんとなりました。


5月7日

やることもなく、病院をうろうろしてました。
落ち着かない・・・
やっぱ説明されると現実味が帯びてきて恐いですよね。
今までの術後の辛さを考えるとだいぶ追い詰められていました。


5月8日

外泊許可 一時家に帰る。


5月9日 夕方病院へ

17:00 シャワー

21:00 睡眠薬をもらう

23:00 眠れずに、もう一度睡眠薬をもらう

髪の毛は手術前に先生が剃るそうで、髪の毛とか身なりはそのままでした。



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