セカンドオピニオンとは?

それは、「医者をかえる」ことではありません。 主治医との良好な関係を保ちながら、複数の医師の意見を聞くことです。

セカンドオピニオンは患者さんの権利です
医療が進歩してさまざまな治療法が生まれています。その結果、医師によってあなたの病気に対する考え方が違うことがあります。また、医師や病院によって、医療技術や診療の質に差があることも考えられます。そこで、あなたにとって最善と考えられる治療を、患者と主治医で判断するため、主治医以外の医師の意見を聞くこと。それがセカンドオピニオンです。場合によっては、医師をかえることになります。

アメリカでは、すでにあたりまえのこと。日本でも最近はあたりまえです!
アメリカでは、ガンを手術で切除するか、放射線治療を行うかというような判断は、複数の医師の意見を聞いたうえで患者自身が判断することが多くなっています。日本でも、医療過誤をめぐるトラブルや患者の意識の高まりを受けて、セカンドオピニオンが広がってきました。

納得して治療法を選ぶことは、患者の持つ基本的な権利です。
同じ手術をするとしても、「どんなリスクがあるのか」「ほかにどんな選択肢があるのか」を知ったうえで行うことは、非常に重要なことです。セカンドオピニオンは、患者の権利を守ると同時に、医師にとっても誤診を回避するなど多くのメリットを持ったしくみです

時間はあります!とにかく納得してから治療を受けてください
変な話ですが、名医に手術をしてもらっても町医者に手術してもらっても診療報酬の点数は同じ、つまり金額は同じです。

だったら、専門医・名医・自分の納得した先生に治療をしてもらうのが最適だと思います!

セカンドオピニオン料金
病院から病院への紹介では2,200円、病院から診療所への紹介で5,200円、診療所から病院というルートでは2,900円です。これに、これも病院によって異なります

紹介状を受ける側、つまりセカンドオピニオンを依頼される側については、通常の初診料、2,900円が請求され、情報提供書料と初診料は保険診療の対象となっています。

セカンドオピニオン料を別個に算定している場合があります。この場合の金額は多くは30分あたり1万円程です。

警察病院・東京共済病院は初診料のみでその他は無料でした



※術後のセカンドオピニオンは基本的には失礼になりますので避けましょう



                   



調神経腫瘍 セカンドオピニオン