聴神経腫瘍的 顔面麻痺とは・・・


                  聴神経腫瘍の手術の後の後遺症、
     顔面麻痺って全てが顔がだるーんってなってしまうのかと思っていました。
                 だから手術が恐くて恐くて・・・
                
                      こんな感じ。


.でも手術の程度によって違うみたいです。
手術するまで知らなかったっと言う感じでした。
経験を元に書いて行きたいと思います。

参考URL:杏林大学医学部形成外科・美容外科




1、完全に神経を切ってしまっった場合
一般に言われている(私もこれが全てだと思っていました)顔面麻痺です。
【イメージ図】




【症状】
そのままでの回復は0%です。



  1. 前頭筋が麻痺するため、片側(麻痺側)の眉毛(まゆげ)が上げられず、左右の眉毛の高さが違ってくる。眉毛が下がり、上まぶたが上げ難くなるため、ものが見にくくなる。額の皺がなくなる。
  2. 眼輪筋が麻痺するために目が閉じられず、そのため乾燥して痛い、また、石鹸やシャンプーなどが目に入ってしまう。ひどいときは角膜が潰瘍を起こして混濁するため、視力が無くなる。
  3. 笑うときに顔が曲がってしまう(良い側に引きつれる)。
  4. 口輪筋や下口唇筋肉の麻痺のため、口が尖らせず、また、口角が下がって食べ物がもれやすくなる。
【治療方法】
形成外科手術が必要。
筋肉移植・三叉神経とつなげる手術・まぶたに金状のおもりを埋め込む・ボツリヌストキシンの注射など。
神経を繋げる手術


2、一度切ってしまった物を手術中にくっつける。
【イメージ図】

     →     


【症状】
そのままでの回復も可能。




【治療方法】
回復しない場合は形成外科手術も。
筋肉を柔らかくして、神経の回復を待つ。



3、少し神経に触れてしまった。
【イメージ図】

     →       

私のはこちらです。
【症状】

垂れ下がるということは無く、左だけが無表情みたいな感じです。
少ししゃべる程度なら麻痺があるのもわかりません。
どちらかと言うと、シワものびて目もぱっちりになっているのでフェイスリフトアップ やったみたいな顔になっています。

1.まぶたが閉じにくいので乾燥する。
2.うがいをすると水がこぼれる。
3.食べ物が左の頬の中に残る。
4.笑うと口が左に寄る


                    
       無表情の状態(術後2日)       ..............................顔に力を入れた状態(術後2日)

※実際の画像ですがそのまま載せるのは何なんで、写真をえんぴつ風に加工してあります。


【治療方法】
神経が戻ってくる3〜6ヶ月の間に筋肉を柔らかくして戻って来た時にスムーズに動く事が大切。

一昔前は低周波治療器やEMSのようなもので治療・ひょっとこ顔の練習などしていたそうですが、今は厳禁だそうです!
これをやってしまうと神経が通って来た時に両方のバランスに差が出て来てしまうそうです。
顔面麻痺は神経が戻って来る時まで頑張りすぎないで待つが1番みたいです。

「自然の表情で緩和されて行く・・・」だそうです。

効果的なマッサージはいわゆるリンパマッサージ・小顔マッサージといわれるものです。
お肌も綺麗になって一石二鳥ですね。


術後1ヶ月です。左もほのかに笑えるようになってきました。

※実際の画像ですがそのまま載せるのは何なんで、写真を色えんぴつ風に加工してあります。



※ようちんの顔面神経麻痺経過観察日記




               顔面神経麻痺の後遺症

聴神経腫瘍の後遺症が顔面麻痺で、更に顔面麻痺の後遺症もあるの?!とびっくりしています。
気をつければ防げる事もあるようです☆

病的共同運動とは?
障害された顔面神経はゆっくりと再生していきますが、そのときに目と口が一緒に動くことが多いと、目に行く枝が間違えて口の方に伸びてしまったり、口に行く枝が目の方に伸びてしまったりします(これを神経の過誤再生といいます)。その結果、目をつぶると口が一緒に動いてしまったり、口を動かすと目が自然に閉じてしまったりする病的共同運動が生じることになります。病的共同運動は神経再生の結果として生じる後遺症なので、一度なってしまうと治すのは困難で、予防が重要です。

運動訓練は神経障害がある程度存在する患者さんで「顔面が動き始める2〜3か月目から」「後遺症である病的共同運動をできるだけおこさないように」行うのがポイントです。


リハビリ方法
リハビリの目的の中心はあくまで病的共同運動の予防ですので、やりすぎない・頑張りすぎない・無理に動かさないことが重要です。リハビリをやってもやらなくても神経再生には時間がかかるので、頑張ったからといって早く治るわけではなく、むしろ後遺症の可能性を大きくしてしまいます。

【急性期】
特に最初の1〜2週間は蒸しタオルなどで1日2回温めて血の巡りをよくすることを推奨しています。また、顔の筋肉の動きが出てくるまでの間は、筋肉の収縮方向に沿って手を使ったマッサージ(用手マッサージ)を5〜15分程度・1日2回行います。これは筋肉の萎縮を防止するのが目的です。

【回復期】
運動訓練を開始します。顔の筋肉が動き始めた時にまず気をつけることは、できるだけ目と口を一緒に動かさないようにゆっくり、軽く動かすことです。具体的には食事の時や話をする時など、口を動かす必要のある時にはなるべく意識して目を開くようにするとよいでしょう。顔の筋肉を動かす訓練も5〜15分程度・1日に2回行いますが、その時も目と口が一緒に動いてしまうようでは強すぎるので、鏡を見ながらあるいは手で触れて動かないことを確認しながら行ってください。

参考URL:http://www.ne.jp/asahi/hokudai/oto/sub72.html






          


注意
この文章はようちんが作成したものです。第三者にも分かりやすいように編集しました。
専門的な事はりんく集やネットを使って調べてみてください。